仕事をしながらの双子妊娠。
結構ハードですよね。
人によって体調はさまざまですが、双子妊娠は通常の妊娠より気をつけなければいけないことが多いです。
双子妊娠のリスクはこちらからどうぞ。
双子を妊娠したら「なりやすい病気」と「気をつけること」双子妊娠中はいつまで働くことができる?
実際に双子を妊娠して産休まで働いた!というママは結構多いです。
働き方や体調にもよりますが、健診でも問題なく順調であれば早く休む必要はありません。
とは言っても、妊娠中期からはどんどんお腹が大きくなってくるので立ち仕事や体を動かす仕事の場合は、念のため早めに休んだ方がいい場合もあります。
可能であれば、無理のない勤務体制で続けられるのがいちばんですよね。
双子の産休はいつから?
双子の産休制度
通常妊娠の場合、産休に入るのは出産予定日の6週前からですが
多胎妊娠(双子、三つ子など)の場合は、出産予定日の14週前から産休に入ることができます。
妊娠26週から産休に入ると産休手当がもらえます。
多胎妊娠は、やはりリスクや負担が大きい分お休みも少し早くから取れるようになっています!
妊娠後期に入るとさらにお腹が大きくなり動くのが大変だったり行動に制限が出てくることもあります。
早めに休んで傷病手当を申請する
双子妊娠中は、切迫早産や妊娠糖尿病などになる確率が通常妊娠よりも高いと言われています。
もし妊娠中に他の病名がついてしまったら、大事をとって早めにお休みに入ることもできます。
妊娠26週より前に休みに入った場合はそれまでの期間、「傷病手当」がもらえる場合があります。
傷病手当とは?
けがや病気で働けなくなってしまった時に出る手当です。
条件や待遇は会社の社会保険組合によって違いますが、病気などで4日以上お休みをする場合は月収の3分の2を受け取ることができます。
これは出産前だけでなく、妊娠中のつわりや体調不良でも使うことができるので病院で書類を書いてもらうことができるなら、申請してみるといいと思います。
双子妊娠中の働きかた
双子妊娠中はただでさえ母体への負担は大きいです。
普段から慣れている仕事でも集中力がなくなったり疲れやすくなったりもします。
妊娠中期からは通常安定期と言われてますが多胎妊娠に安定期はありません。
比較的無理をしやすい時期でもあるので注意が必要です。
仕事を続ける場合は可能なら
・無理のない勤務時間
・力仕事はしないようにする
・立ち仕事なら座ってできる仕事に変えてもらう
など無理のない内容に変えてもらえるようにしましょう。
筆者の体験談
わたしは、双子妊娠が分かった時には正社員でフルタイムの立ち仕事でした。
双子妊娠がわかりつわりも結構つらかったので同僚には早めに妊娠の報告をしました。
さらに妊娠初期の検査で早々に双子妊娠で発症しやすいといわれている妊娠糖尿病になり、さらにハイリスク妊婦となりました。
仕事が立ち仕事だったため、病院の先生からは「早く休むなら診断書を書くよ!」と言ってもらっていたのですが、経過が順調だったため妊娠18週までは普通に仕事を続けました。
立ち仕事がきついときは、合間合間に座らせてもらったりと休みながら様子を見ながら仕事をしていましたよ!
この時に気をつけていたことは〝無理をしないこと〟これは最重要です。
病院の先生や職場の上司、家族みんなから言われていました。
結局わたしは大事をとって妊娠19週には産休に入らせてもらうことにしました。
わたしは妊娠糖尿病の他にも、特にリスクが高いタイプの双子だったので
病院で書類を書いてもらい傷病休暇ということにしてもらうつもりでしたが、思いのほか出産が早まったため結局「産休期間」で足りてしまい傷病手当の申請はしませんでした。
双子の膜性診断とは?タイプによってリスクが違うの?結果的に早産になってしまいましたが、わたしは早めにお休みに入って良かったです。
早めに休んで良かったと思ったこと
- 管理入院の準備が早めにできた
- 産後に向けて家の片付けができた
- 上の子と過ごす時間がとれた
- 余裕を持って体調管理ができた
わたしが早産になったのは「ふたりのへその緒が絡んでしまった」という特殊な理由でしたが
双子妊娠は何があるかわからないので「絶対に無理はしないでほしい」と思います。
【双子妊娠】お腹の中で〝双子のへその緒が絡まっていた〟時のことまとめ
仕事をしていると会社の事情、家の事情など自分のことだけでは決められないことも多いです。
妊娠中とはいえ仕事となると責任を持ってやらなければいけませんよね。
いつまで仕事をするか、妊娠中は仕事内容なども考慮してもらえるといいですね。
何より一番は「お腹の赤ちゃん」赤ちゃんを守れるのはママだけなのでそれを忘れずにお休みも決められるといいと思います。