MMツインの妊娠出産記録と子育てブログ

出産後の搾乳生活!早産でも母乳を出すためにしたこと【体験談】

こんにちは、ハナです。

管理入院3日目で緊急帝王切開にて出産しました。出産当日はベッドの上で安静に過ごしましたが、出産当日からおっぱいマッサージがはじまりました。

早産での出産

急遽、予定日より3か月以上はやい出産となり、心も身体もなかなか状況についていけませんでした。それでも、出産したからには母乳をださなければいけませんでした。

我が子は妊娠25週で超低出生体重児としてとても小さく生まれました。

小さく生まれた赤ちゃんは体の機能もまだ未熟でお腹の中でもらうはずだった栄養も充分にもらえないまま、外の世界にでてきてしまっています。

未熟児には人工的に作った粉ミルクさえも負担になってしまうそうで、未熟児にとって体をつくっていくには母乳が一番だそうです。

からだへの負担も少なく母親からの免疫力も母乳からもらえるので、未熟児で生まれた赤ちゃんには母乳がとても大切です。

母乳の分泌は一週間で決まる

母乳の分泌は出産後、一週間で決まると言われていてだいたいの人は病院に入院している期間だと思います。

通常なら、赤ちゃんが生まれてきて母子ともに落ち着いてきたところで授乳の練習がはじまります。

初乳〟といって産後初めてでる母乳には、特に濃い栄養素が含まれています。

新生児の赤ちゃんに必要なタンパク質やビタミンなどが多く、免疫機能のはたらきもサポートしてくれます。

未熟児は特に腸の働きも弱く免疫力も少ないので母乳は必須でした。

小さく生まれた赤ちゃんのためにはさく乳が必要

1000g以下で生まれた赤ちゃんは、人工呼吸器をつけていることが多く哺乳なんてできる状態ではありません。

そこで搾乳が必要になってきます。

わたしは出産当日の夜からおっぱいマッサージがはじまりました。

最初はやり方もわからなかったため看護師さんが代わりにやってくれました。

まだまだ母乳を出す準備ができていなかったおっぱいも刺激を与えればでるようになるそうです。

母乳は早産でも正期産でも同じように、胎盤が外に出ることによって分泌がはじまります。

それから一週間の間に分泌の量がきまってきます。

なので、出産のあと早い段階で搾乳や授乳をはじめ3時間おきにしっかりつづけることが大事だと言われました。

激痛のおっぱいマッサージ

おっぱいマッサージは、施術してくれる看護士さんによって違いはありましたが最初のうちはとても痛かったです。

乳腺が開くように刺激を与えるのですが、今まで動かさなかった部分を揉みほぐし動かし回され引っ張られて、ひたすら痛みに耐えていました。

本当は痛くて悲鳴を上げたいところでしたが早く生まれてしまった我が子のためと思って我慢しました。

最初の何回かは看護士さんが見てくれて、そのあとは自分でやるようになると、自分では力の加減が調節できるので少々痛みは緩和されました。

上の子の時は、正期産での出産だったので臨月になる頃にはお風呂で自分で少しずつおっぱいのマッサージをしていました。

そのおかげか出産後にはあまりマッサージしなくて済みました。

しかし、今回はまさかの超早産だったためおっぱいの準備もできてなく急にもみほぐすことになってしまいました。

さく乳生活のはじまり

母乳はなかなか出ず、2日目でやっとにじむぐらいになり産後3日目に搾乳をはじめられました。

最初は、小さいシリンジで集めるように吸ってやっと0.1ml取れるぐらいでした。

その日のうちに少しずつ量がとれるようになりようになり、シリンジも最初は1mlのものから始めだんだん大きいものに変わっていきました。

はじめて母乳が出た時は嬉しかったです。

痛みに耐えた甲斐があったなと思いました。

出る量はまだ少なかったですが、赤ちゃんに母乳が届けることができました。ここからが搾乳生活の始まりでした。

だんだん母乳が出るように

搾乳を始めると3時間おきに時間で母乳を絞らなければいけません。

朝も夜中も関係なく自分で時間を見て1日8回は搾乳をします。

昼間は起きているので食事の合間を見て搾ればいいのですが、夜中に目覚ましをかけて搾乳するのが本当につらかったです。

入院中は看護士さんも様子を見にきてくれるので、なんとか頑張って起きていましたが、夜中の搾乳を頑張ると日中眠くて仕方なかったです。

昼間に仮眠をとっても寝不足のような日が続いていました

はじめはシリンジで集めるようにしてとっていた母乳もその日の夜にはカップで取れるぐらいの量になり、母乳パックが必要になりました。

搾乳した母乳を保存しておくジップロックのような袋です。

入院時には準備していなかったため、夫に頼んで買ってきてもらいました。

赤ちゃんが母乳を飲めるのであれば母乳パックは必要ないのですが未熟児の我が子は母乳を飲めるようになるまでには時間がかかるのでひたすら母乳パックに保存して必要な分だけ使うという感じでした。

一番使いやすかったのはピジョンの母乳パック!衛生面も機能面も最高だった!

母親にできること

超低出生体重児として生まれた我が子は、人工呼吸器や色々なチューブがつけられていて医療の力でなんとか生きているような状態でした。

NICUに面会に行っても保育器の外から眺めたり少し話しかけるぐらいで、母親の自分にできることは母乳を出すことしかありませんでした。

なので、毎日必死に搾乳していました。

搾乳の回数が減ったり間隔が長くなってしまうと母乳の量が減ってしまうと言われていたのでできるだけ3時間ぐらいで搾乳できるようにと心がけていました。

それでも、食事やシャワー診察などもあったのでだいたいの目安で搾乳していました。

また母乳を作るには水分が必要なので、1日に2リットルは水分をとるようにと言われていました。

普段からそんなに水分を摂る方ではないので意識をしないと到底2リットルは飲めませんでした。

入院中は、食事の時以外はお茶やお水も出なかったので家族にまとめてペットボトルの麦茶を買ってきてもらっていました。

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搾乳器を購入してみた!

搾乳を始めて2日3日と母乳の量もだんだん増えてくると、看護師さんから搾乳器の提案がありました。

赤ちゃんたちの入院が長くなりそうだったので私ははじめから電動の搾乳器を使うつもりでいました。

搾乳器には、手動のものと電動のものがあります。

電動は手動に比べると値段は倍以上します。

病院でもメデラの電動搾乳器を試しに使わせてもらえるとのことでした。

病院のレンタルだけでそれなりの料金だったので、私は入院中にインターネットで購入して持ち込むことにしました。

私はメデラのスイングを購入しました。

ピジョンとも迷いましたが、量をしっかり搾りたい人にはメデラの方がオススメだと聞いてスイングを購入しました。

搾乳器を使うのははじめてだったので、看護師さんが必要なものや使い方の説明などしてくれました。

自宅に帰ってひとりで使い始めるよりも病院で慣れてから帰れたので早めに購入してよかったです

。電動搾乳器を使い始めたら、手で搾っていたときより格段に楽になりました。

手の方が気になるところを重点的に搾ることができますが、慣れてくれば搾乳器だけでスッキリ搾りきれるようになりました。

ただ器具を洗ったり消毒したりの手間はかかります。

でも長い搾乳生活を考えると電動を買って本当によかったと思います。

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母乳は出るものではなく出すもの

最初の一週間から10日ぐらい搾乳を続けるとだんだん量も安定してきます。

私はそんなに出る方ではなかったので退院時は頑張って一度に80mlぐらいでした。

今まで、母乳は体質によって出る人とでない人がいると思っていましたが私の場合出る出ないではなく「出している」という意識でした。

もちろん体質による部分は大きいと思いますが、努力や環境によっても左右されることがわかりました。

私の場合、赤ちゃんが未熟児で生まれたのでどうしても最初は母乳をと思い出るように努力したつもりです。

こまめに搾乳をすれば出るようになるし、搾乳をサボればそれだけ量は減ってしまいます。

赤ちゃんがいれば直接スキンシップを取りながら幸せな授乳の時間になると思いますが、赤ちゃんが入院している時の搾乳はなかなか実感が湧かず自分との戦いです。

それでも、母として我が子のためにしてあげられること思いせめて赤ちゃんが退院するまではと今も搾乳生活を続けています。

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