「赤ちゃんの洗濯物は大人のものと別々に洗う」
というのは一般的に知られていますが、いったいいつまで分けて洗えば良いのでしょうか。
実際にママたちがいつまで分けて洗っているのか、別々に洗う理由はなぜか?など、赤ちゃんの洗濯についてまとめてみました。
赤ちゃんの洗濯物はいつまで分ける?
赤ちゃんの洗濯物をいつまで分けて洗わなければいけないのか、正確に決まりはありません。
実際は赤ちゃんの様子を見ながら親の判断でやめている家庭がほとんどです。
では一般的にはどれぐらいから一緒に洗濯をしているのでしょうか。
赤ちゃんの洗濯物を大人のものと一緒にするタイミングは?
家庭によって様々ですが、生後6ヶ月を過ぎた頃から大人のものと一緒に洗い始めるという家庭が多いようです。
早ければ新生児が終わった生後2ヶ月ごろから。長ければ1歳ごろまでは分けて洗っていたという家庭も。
また第一子は1歳ごろまで分けていたけど、第二子以降は生後3ヶ月でやめてしまったなど、生まれる順番によっても違いがあります。
うちでも第一子の時は、洗濯物を一緒にするタイミングがわからず1歳ごろまでは別々に赤ちゃん用の洗剤を使って洗っていましたが、二人目以降は生後半年で分けるのをやめました。
ママも子供が増えると時間がなかったりこれぐらいならいっかと加減がわかるようになると早めにやめてしまうことが多いようです。
特別皮膚が弱いとか肌荒れしやすいなどといった症状がなければ、早くから一緒に洗っても良いのかもしれませんね。
赤ちゃんの洗濯物を分けて洗う理由
生まれたばかりの赤ちゃんの肌はとても敏感です。
皮膚が薄くデリケートなため、大人用の洗剤を使うと刺激になってしまう場合があります。
そういった肌トラブルを避けるためにも大人のものと分けて洗う必要があります。
また大人の新品の洋服にはホルムアルデヒドという化学物質が含まれている場合があるので、大人用の新品の衣類とは一緒に洗わないようにしましょう。
ホルムアルデヒドは、シワを伸ばしたり洋服をきれいに見せる働きがあります。しかし、赤ちゃんにとっては刺激物となるので、赤ちゃんの洋服にはホルムアルデヒドは使用していませんという表示がよく使われていますよね。
大人の新品の洋服を洗うときは赤ちゃんのものが混ざっていないか確認してから洗いましょう。
新生児期は分けて洗おう
いくら親の判断とはいえ、新生児期は大人のものとは別で洗うことをおすすめします。
生まれたばかりで特に皮膚がデリケートな状態です。
生まれたばかりの赤ちゃんにはできるだけ優しい素材で刺激の少ないものを使ってあげたいものです。
新生児期には低刺激の赤ちゃん用の洗剤を使って大人のものと別に洗濯するようにしましょう。
新生児期を過ぎた後は洗剤の量や内容成分に注意すれば大人のものと一緒にしていいそうです。
すすぎ残しがないように洗濯機の容量を守って洗うことも大切です。
赤ちゃんの洋服を洗う時に気をつけること
生後2ヶ月ごろからは大人の衣類と一緒に洗濯をしても問題ないと言われていますが、赤ちゃんの洗濯物をする時に気をつけることがいくつかあります。
赤ちゃんの洋服を洗う時の洗剤は?
赤ちゃん用の洗剤を使うのが一番安心ですが、特別に皮膚トラブルとかがなければ、新生児期を過ぎたら大人と一緒の洗剤を使っても問題ありません。
洗剤を選ぶ時の注意ですが、普通に市販で売っている洗剤には蛍光増白剤が含まれているものがあります。これは衣類を白く綺麗に見せるためのものですが赤ちゃんには少し刺激が強いです。
大人のものと一緒に洗う場合は、蛍光増白剤が入っていない洗剤を選ぶようにしましょう。
他にも、界面活性剤や香料など赤ちゃんには刺激になりやすい成分があります。
赤ちゃんが使う洗剤を買う時には
・蛍光増白剤
・界面活性剤
・香料
この3つに注意して選ぶようにしましょう。
最近は添加物が入っていない天然成分の洗剤も増えてきています。
赤ちゃんの肌荒れや刺激が気になるようなら、そういった無添加の石鹸洗剤もおすすめですよ。
柔軟剤は入れてもいいの?
普段から柔軟剤を使っている人は赤ちゃんのものにも柔軟剤を入れてもいいのか迷ってしまいますよね。
赤ちゃんはまだ寝ていることが多いのでタオルやスタイ、口拭きガーゼなど顔まわりに使うものが多いです。
よって香りの強いものは避けたほうがいいでしょう。
大人がいいと思うにおいでも赤ちゃんにとっては強過ぎたり刺激になってしまう場合も。
洗い上がりをふんわり仕上げたいという場合は、香りの少ないものや赤ちゃん用の柔軟剤を使うと安心です。
できるだけ風通しの良い場所に干そう
赤ちゃんの洗濯物は室内干しの方が安心という考え方もありますが、できるだけ外で陽に当てて干した方がきれいに乾いてくれます。
室内に干すと細菌が繁殖しやすいですが、太陽の光に当てると殺菌作用があり、より白くきれいに乾いてくれます。
長時間直射日光に当て続けると色褪せやダメージの原因になるので乾いたら取り込むようにしましょう。
室内に干す時にもできるだけ早く乾くように風通しの良い場所に干すようにしましょう。
洗濯機の掃除をこまめにしよう
洗濯物を分けたり洗剤の成分に気をつけたりすることも大切ですが、意外とそのままにしているのが洗濯機。
洗濯槽は意外と細菌が繁殖しやすいところです。
赤ちゃんのお世話で手一杯だとなかなか洗濯機の掃除までは行き届かない場合が多いですが、赤ちゃんの衣類を清潔に保つためには2〜3ヶ月に一度、洗濯機の掃除も見直すことをおすすめします。
大人と一緒に使える洗剤は?
大人の衣類にも赤ちゃんのものにも、どちらにも使える洗剤でおすすめなのは「アリエール さらさ」です。
無添加さらさは、蛍光剤、漂白剤、着色料が無添加です。
天然由来成分とオーガニック酵素で汚れを落としてくれます。
赤ちゃんへの肌テストもクリアしているので安心して使うことができますよ。
まとめ
赤ちゃんが生まれるといっきに洗濯の回数が増えると思います。赤ちゃんのお世話をしながらの家事は大変ですよね。
免疫力の少ない赤ちゃんにはできるだけ清潔できれいなものを使わせてあげたいものです。
赤ちゃんの洗濯物を分けなければいけない時期というのは、はっきり決まっていないので赤ちゃんの様子をみながらだんだん大人のものと一緒にしていきましょう。そうすればママの洗濯の負担も少しは減るはずです。
赤ちゃんがアトピーや乾燥肌など皮膚が弱いと感じた場合はできるだけ長めに赤ちゃん用のやさしい洗剤を使ってあげるといいと思います。
赤ちゃんの肌トラブルを防ぐために1歳ぐらいまで赤ちゃん用の洗剤を使っている家庭も多いですよ。
それぞれの家庭で赤ちゃんの様子をみながらシフトしていけるといいですね。