MMツインの妊娠出産記録と子育てブログ

【体験談】ハイリスク妊婦!双子妊娠中に「妊娠糖尿病」になったこと

こんにちは、ハナです。

もともと双子妊娠なのでハイリスク妊婦だったのですが、妊娠16週の時に妊娠糖尿病と診断されてさらにハイリスクになりました。

妊婦健診の初期に行う最初の血液検査で血糖値が通常の値よりも高かったのが始まりでした。

妊娠初期の検査

生まれてから今まで血糖値とか糖質などという言葉とは無縁だったため、先生に「血糖値の検査に引っかかったよ〜」と言われてもいまいちピンときませんでした。

正常値が60〜120なんですが妊婦の場合100を超えたら再検査になるということでわたしの値は102でした。

先生も「多分大丈夫だと思うけどね〜」と付け加えてくれましたが、言われるがままに次回の再検査の予約をして帰りました。

血糖値の再検査

血糖値の再検査は、検査前日の夜から絶食にして当日ブドウ糖75gの炭酸水を飲んで1時間後と2時間後の採血でした。

この時は、つわり中でただでさえ気持ちが悪かったのですが、前夜からの絶食で空腹になりさらに気持ち悪くて倒れるかと思いました。

空腹へのブドウ糖は結構こたえました。最初に朝一で採血をしてブドウ糖の炭酸水を飲むのですが、普段から炭酸飲料をそんなに飲まないので甘い炭酸水(そんなに美味しくない)をいっきに飲むのは苦しかったです。

それから2時間じっと待機です。

1時間後と2時間後に採血するのですが、検査中も飲食はできないのでただ時間が過ぎるのを待ち無事に検査を終えました。

再検査の結果

再検査の結果は次回の健診の時でした。

何事もなく終わると思っていたのですが、今回は2時間後の血糖値の値が3オーバーしているとのことでわたしは「妊娠糖尿病」と診断されました。

空腹時と1時間後の値は正常値に入っていたのですが2時間後の値だけ少し高かったです。

前回の妊娠の時は何の病気もなく順調に出産までたどり着いたので今回も大丈夫だろうと思っていたんですが、まさかの妊娠糖尿病になってしまいました。

やはり単体妊娠よりも多胎妊娠の方がなりやすいそうです。

妊娠糖尿病になると赤ちゃんへの影響もあり、赤ちゃんの血糖も高くなるので巨大児になってしまったり生まれてきた後に急に血糖値が低くなってしまったりと合併症が起こることもあるそうです。

赤ちゃんに影響があると思うとなんとかしなければと思いました。

再検査の後からは、産科と同時に内分泌科にも通うことになりました。

内分泌科への通院

内分泌科では、今までの食事の見直しや数値を基に今後の食事の取り方などを教えてもらいとりあえずは食事療法でやっていきましょうとのことでした。

わたしは炭水化物(特に白いご飯)が大好きなのですが、一度に食べすぎないようにとご飯の量も制限ができました。

仕事上、食事の時間が不規則になってしまったりご飯を急いで食べることも多かったのでそういったことも良くなく、決まった時間に分食するようにという指示でした。

1日に必要なカロリーをもとに毎食のカロリーを気にして食べることと、油っぽいものや甘いものの食べ過ぎには注意するようにとのことでした。

幸いにも高血圧ではなかったので塩分量までは細かい指示がでなかったのが救いでした。

はじめは食事療法から

仕事中は決まった時間に食べることがなかなか難しかったのですが、食べるものはできるだけ高カロリーにならないように糖質が高くないものを選んで食べるようにしていました。

性格上あまりきっちりできるタイプではないので少し意識をして気をつけるようにはしていました。

ただ、毎食の主食はご飯お茶碗軽く一杯ぐらいと決めて食べていました。(ほんとは白いご飯をおかわりしたかったのですが)

あとは、毎食できるだけ野菜を摂るように心がけることと甘いジュースなどは控えていました。

 

もともと間食はしない方で甘いお菓子などもほとんど食べずに生活していたのですが、いざ食べてはいけないとなると急に食べたくなりたまにチョコレートやアイスなども食べていました。

ただ、一度にたくさん食べないようには気をつけていました。

分食は病院で教えてもらった通りに、食パン一枚にチーズを乗せて食べたり、プレーンヨーグルトに蜂蜜をかけて食べることが多かったです。

 

妊娠糖尿病は食事療法だけで改善できるのが一番ですが、ひどくなるとインスリンを打ったり毎食前後に血糖値を測ったりしなければなりません。

わたしは血糖値をはかるための採血やインスリンの注射が怖くてなんとしてでも避けたかったのでなんとか食事だけでと思い気をつけていました。

特に内分泌科の受診の前は食べ物に気をつけていました。

分食とカロリー摂取の兼ね合い

仕事をしている時はやっぱり時間がばらばらになってしまい規則正しい食事は難しかったのですが産休に入ってからは家で自分で調整できるようになったので分食もしやすくなりました。

たまに何かをしていたり出かけたりしていると分食を抜かしてしまい、全体の食事量が減ったりしていました。

本来ならまとめて一度にたくさん食べたいのですが血糖値が急に上がるのを防ぐために一度の食事でいっきにまとめて食べることができずに1日のカロリーが目標を下回ってる日もありました。

 

妊娠中なので自分と赤ちゃんに必要なカロリーは少し多めで1日に2000カロリーでそれを分割して毎食とっていきます。

内分泌科に通い始めてしばらくして血糖値を測った時には必要な栄養が足りていないから、ご飯の量も戻していいいと言われました。

糖尿病が悪くなるのも心配だけど双子の赤ちゃんに栄養が足りないのももっと困ると思いその後からは一度のごはんの量もあまりきっちり決めずに食べるようにしました。

 

つわり中は食欲もあまりなくご飯があまり食べられなかったのですが安定期に入りだんだんとつわりが落ち着いてくると、食事も美味しく食べれるようになりました。

そこからの食事療法、食事管理だったので食べ過ぎない程度にですが自由に食べれるようになって嬉しかったです。

管理入院までに気をつけていたこと

もともと一卵性でリスクが高いため、早めの入院を勧められていて妊娠26週から入院することになっていたので、入院するまでの間なんとか悪化しないようにと思って過ごしていました。

入院すれば病院で管理してくれるので安心です。糖尿病と言われてから入院まで約2ヶ月でした。

その間気をつけていたことは

  • 糖質を一度にたくさんとらないようにする
  • 甘いお菓子、ジュースを控える
  • フルーツも量を決めて食べる
  • パンは低糖質のものにする
  • ナッツ類をおやつで食べる
  • 果糖ぶどう糖液糖が入ってるものはできるだけ避ける
  • 糖類はオリゴ糖にする

気にしすぎもストレスになるのでよくないと思いますが、意外とスーパーのお惣菜にも砂糖や糖類が多く含まれているなぁと感じました。

大好きな果物も1日の量を大体決めて食べていましたし、最近ではコンビニ(ローソン)でも低糖質のパンが売っていたり糖質カットのスイーツも売っているのでできるだけそういったものを買うように心がけていました。

また糖類は、甘味料の果糖ぶとう糖液糖が入っているとすぐに吸収されて血糖値が上がりやすいのでオリゴ糖の方が吸収されにくいそうです。

それでも入院前はしばらく好きなものが食べられなくなると思いある程度食べたいものを食べていました。

内分泌科でも妊娠糖尿病と診断されてから血糖値の値は上がることなく徐々に下がってきているとのことだったので、インスリンを使うことなく入院になりました。

でも入院したらまさかの毎食後に血糖値をはかる採血が始まり指先は痛かったです。

双子妊娠で初めて体験した「妊娠糖尿病」食事制限はやっぱり大変です。

元気な赤ちゃんを産むためにも自分の体のためにも日頃からバランスの良い食事を心がけようと思いました。

出産後に糖尿病になりやすい体質になることもあるそうなので、そうならないと良いなと思うばかりです。

続きはこちら↓

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