基本的に育児休暇は１歳の誕生日まで
基本的に育児休暇は1歳の誕生日の前日までと決められています。
保育園に入れなかったり、やむおえない事情がある場合は平成29年10月の制度改正によって２歳まで延長できるようになりました。
大手企業や病院などでは希望を出せば３年間休めるところもあります。
わたしの会社の育休制度は基本的には子供が１歳になるまででした。
３歳までは親と一緒にいた方がいいという３歳児神話
子供の成長にとても重要な３歳までの時期は母親の愛情をたっぷり受け、母親が子供を見るべきだといわれている３歳児神話。
3歳位までは家でみたい！
無理ならせめて1歳半ぐらいまでは一緒にいてあげたい！
というのが私の本音でしたが、1歳の誕生日に仕事復帰という約束だったので仕事を辞めない限りは保育園に行くことになりました。
とりあえずいくつか保育園の見学に行き、申請書をだしました。
保育園に落ち、待機児童になれば育休延長になるので、私が希望していた1歳半入園も可能になります。
落ちる希望で人気のある保育園を希望すれば育休延長できたのかもしれません。
しかし色々考えた結果、一番通いやすく入りやすそうな保育園を第1希望に書きました。
しばらくして通知が届き、入園決定。
たまたまうちは入れたけれど、まわりの友達たちは両親が近くに住んでいたり希望の園がいっぱいでみんな待機児童でした。
その時は、周りはみんな育休延長していて正直うやらましかったというのが本音です。
仕事を休み手当をもらい子供と過ごせるなんて仕事のキャリアや責任を考えなければ、良い条件だと思いました。
1歳で保育園に入れることへの罪悪感
うちはワンオペ育児でただでさえ愛情不足かなという心配や本来なら家でゆっくり生活できる3歳までの時間を親の都合で保育園に通わせるのもなんかかわいそうだなと思ってしまいました。
1歳から保育園に入れることに、やっぱりどこか子供に対する罪悪感を感じていました。
ただ、ワンオペ育児だから愛情不足だとかいうことはなく、一緒に過ごす時間の中でスキンシップやコミュニケーションを増やしたり子供への接し方や愛情の注ぎ方でカバーできるのでは？と今になっては思っています。
保育園入園の決意
保育園が決まりそれでも保育園に行かせようか仕事をやめようかしばらく迷いました。
経済的にやっていけないこともなかったけれど仕事のキャリアや将来のことを考え、ダメだったら辞めればいいかという気持ちで保育園に入れることにしました。
最初はちゃんとやっていけるかという不安でいっぱいでした。
実際に入園してみて
最初の慣らし保育では案の定ひたすら泣いて、迎えに行った時には泣き疲れて寝ていました。
小さいのに無理して頑張らせてそれはそれは罪悪感でいっぱいでした。
最初は朝しばらく泣いてお別れしましたが泣かなくなる日が来るんですね。
先生が毎日書いてくれる連絡帳にも「元気に遊べました」と「保育士にも慣れてきました」と書いてあると安心しました。
今では振り向きもしないでみんなの中に入っていく日もあるぐらいです。
保育園に行き始めると生活に必要なほとんどのことは覚えてくるので家で教えてなくても出来ることだらけです。
保育園で育ててもらっているようなものです。
そのかわり休みの日はずっと一緒にたくさん遊んであげます。
息子ももうすぐ2歳になりますが〝あの時保育園に預けて良かったな〟と思います。
好奇心旺盛で走るのが大好きなのでずっと一緒に2人で過ごしていたらどうなっていたことか…
保育園に行っていてよかったこと
- 規則正しい生活ができる
- 栄養バランスのとれた給食が食べれる
- 季節に合わせたイベント行事をしてもらえる
- お友達や他の年齢の子たちと交流ができる
- 毎日お散歩や外遊びをしてもらえる
- あいさつやコップ飲みスプーンの使い方等、基本的なことを保育園で教えてもらえる
同年代の子と一緒に過ごすことでいろんな刺激を受け、家にいるよりも吸収することが多いのではないかと思います。
毎日、保育園で体をたくさん動かして遊ばせてもらえることもとても助かります。
保育園に行ってなければ、起床時間もバラバラで生活習慣が乱れてしまっていたと思います。
私自身、日中一緒にいない分子供に対するストレスはほとんど感じません。
今は仕事の時間と家庭の時間と切り替えができるので良いバランスが取れているような気がします。
終わりに
今でも行きたくなくて泣く日もあります。
そんな時、保育園いってなければゆっくりさせてあげれるのになと思ってしまったりもします。
大人でも行きたくない日はありますもんね！
うちは8時から18時までと結構時間も長いのでもう少し短い時間にしてあげたいけど仕事もあるし、と今も葛藤しています。
親が心配しすぎるのもよくないのかなとも思いますが、きっと今だけですよね！
もう少し大きくなればお迎えに行っても帰りたくない！と言うようになるかもしれませんね。
今しかないこの時を、後悔しないように一緒にいれる時間は愛情をたっぷり注いであげたいと思います。
