9月1日。
あなたにとってどんな日ですか?
私は今まで9月1日は誕生日でもなく記念日でもなくなにか特別な日でもなく普通に過ごしてきました。
でも今回、この本を読んで「9月1日」の印象がガラッと変わりました。
戸田恵梨香さんのインスタを見なかったら
内田也哉子さん樹木希林さんの本を読まなかったら
これからも9月1日を今までと同じ、何も変わらない気持ち過ごしていたと思います。
この本は樹木希林さんが亡くなる数日前(9月1日)に発した言葉から、内田也哉子さんが樹木希林さんの気持ちや今の世の中に必要なことをまとめた本です。
戸田恵梨香さんのインスタグラムにもありましたが、わたしもこの本をもっとたくさんの人に読んでもらいたいと思いました。
この本は、子供から大人まで生きるためにヒントがたくさんあります。
樹木希林さんの生き方、考え方も本の中からたくさん読み取れました。
わたしがこの本を読んだ中で特に心に残った部分が3つあります。
- 自分にとって有害な人への考え方
- 家庭の中での母親の在り方
- 生きるのが楽になる考え方
細かいこともたくさん書きたいですが著作権の心配があるのでここでは書きません。
生きる上で、人間関係に悩むことは多いです。
しかし考え方を変えるだけで少し楽になったり、捉え方変えて違う方向から物事を見たりできるようになればまた違った人生になるかもしれません。
母親の立場としても、改めて考えさせられることがたくさんありました。
自慢ではないですが、わたしは今まで「生きていればなんとかなる」と思って生きてきて今に至ります。
家族ができた今でも、どんなに辛いこと大変なこと逃げ出したいことがあっても「家族が健康でいること(元気でいること)」が一番。家族みんなが元気に生きていることが幸せだと思って生きています。
極論を言えばどんなに貧しくても、自分の思い通りにならないことが続いても「家族みんなが元気に生きていれば大丈夫」と思うようにしています。
これはきっとわたしが今までの人生で親しい友人の死や祖父母の死など「死ぬこと」に向き合ってきた結果だと思います。
この本では「小学生の自殺」について取り上げています。
「生きたくない」と思っている子供がたくさんいることは衝撃な事実でした。
将来、自分の子供が「学校に行きたくない」というかもしれません。
そんな時にどう向き合っていくか。
たくさんの人に読んでもらいたい一冊です。
この本の内容がもっと広まって、9月1日がなんでもない日になってほしいと切にに思いました。