はじめて双子を妊娠するとわからないことだらけで色々心配になりますよね。
よく妊娠中は単胎妊娠の場合でも「ご飯は2人分食べなさい」などと言ったものです。
双子や三つ子など多胎妊娠の場合はもっとたくさん食べなければいけないのか食事の量はどれぐらいが良いかなどをまとめてみました。
双子妊娠はリスクが高い
多胎妊娠は単胎妊娠に比べてリスクが高いです。
双子妊娠は、単胎妊娠より早産の確率も高く、妊娠中も妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群といった病気になりやすいです。
妊娠しているというだけで身体には通常よりも多くの負担がかかっているうえ、人間のからだは基本的に一人の子供を妊娠して出産することを想定したつくりになっているので二人となるとさらに負担が大きくなります。
よって妊娠中に体調を崩しやすかったり、緊急入院の可能性も高くなります。
妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群になると細かい食事制限や管理入院など、普段の生活での制限も出てくるので、妊娠がわかった初期から食事の内容を気をつけられると良いと思います。
バランスよく食べることが大切!
食事においては、栄養の偏りがないようにバランスよく食べることが大切です。
さらに一日3食決まった時間に食べることも大切です。
妊娠中は塩分や糖分を摂りすぎると糖尿病や高血圧になりやすいです。
カップラーメンやスナック菓子、甘いお菓子などはできれば控えたほうがいいと言われています。
我慢しすぎてとストレスになるのも良くないですが、できるだけ薄味のものを摂るように心掛けましょう。
妊娠中に必要なビタミンやタンパク質、鉄分などもしっかり摂れるよう考えて食事ができるといいですね。
食事の量は増やさなくても大丈夫!
双子だと普通の妊婦さんの2倍食べないといけないの?と思いがちですが、食事の量はそんなに増やさなくても大丈夫です。
双子妊娠の体重の増加は一般的には10〜14kgとされています。(単胎妊娠+2kg程度)
体質にもよりますが双子妊娠中はむくみやすく体重が増えやすいということもあるので、かえって食べ過ぎには注意しましょう。
しかし赤ちゃんが成長するのに必要なカロリーは2人分です。
1日2000kcalを目安に摂れるといいでしょう。
体重増加を意識しすぎて赤ちゃんへ栄養がいかないなんていうことがないように、しっかり食事をとることが大事です。
妊娠後期は食べられる量だけ、回数を増やそう!
妊娠後期にさしかかってくるとお腹が大きくなり歩くことや食べることが苦しくなってきます。
一度にたくさん食べられない場合は、少量を数回に分けてこまめに食べるようにしましょう。
双子の場合お腹が早くから大きくなってくることと内臓の圧迫で息苦しくなることも。
食欲がわかないという人もいますが、まずは赤ちゃんのためにはしっかり栄養を摂ることが大切です。
食べられるときに食べられる量を食べるようにしましょう。
心配ならサプリメントで安心感を!
自分ではバランスを考えて食事をとっているつもりでも実際に足りない栄養素がないか不安に感じる人、または仕事が忙しくてなかなか規則正しい食事が難しいという妊婦さんは〝サプリメントで補う〟ことをお勧めします。
妊婦さん用のサプリメントは妊娠中に必要な栄養素がバランスよく入っていて、さらに食事では摂りきれない栄養分を徹底的に補ってくれます。
妊娠中に必要な葉酸は普段の食事からの摂取では足りないことが多いです。また妊娠中は貧血になりやすいので鉄分も積極的に摂る必要があります。
自分で必要な栄養素をすべて摂るには意外と大変です。
これらを安心に変えるために妊娠中にサプリメントを飲んでいるプレママはたくさんいます。
筆者も仕事をしながら毎日の食事を作っていたので栄養素が足りていないのではないかと心配になり、妊娠初期から葉酸サプリは欠かさずに飲んでいました。
妊婦さん向けのサプリは国産で無添加の安全なものが多いです。
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筆者も二度の妊娠で二回ともお世話になり、元気な赤ちゃんを出産しました。
終わりに
筆者は双子妊娠中に初期の段階から妊娠糖尿病になり妊娠中はずっと食事療法を行なっていました。一人目の妊娠出産の時は何も言われることがないほど順調で自由な妊婦生活でしたが、双子妊娠中一番大変だったのが食事の制限でした。糖質を細かくチェックしてから食べたり、病院の先生から指導を受けて言われた通りに食事をしたり、食べたいものを食べたいだけ食べれないということはつらかったです。
しかし妊娠中の病気はお腹の赤ちゃんにも大きな影響を与えます。発育不全や合併症など様々な影響を及ぼすので母親の食生活がカギとなります。
赤ちゃんのためにもママが自由にすごくためにもバランスの良い食事を必要な分だけ食べるようにしましょう。