MMツインの妊娠出産記録と子育てブログ

初めて双子を一人で病院に連れて行った時のこと

こんにちは。双子を育て中のハナです。

先日、初めてひとりで双子を連れて病院に行ってきました。

いつもなら病院は夫と二人で双子を連れて通院するのですが、今回は仕事の都合で行けなくなってしまったので初めての試みでした。一応何かの時のためにとファミリーサポートなども登録してあるのですが、今回の病院はシナジスの注射のみだったので一人でもいけるかもしれないという思いもあり、行ってみることにしました。

まだあまり外に出る機会もなく、外出はほぼ病院だけだったので一人で二人を連れて出かけるということ自体慣れていませんでした。長男が赤ちゃんの時は、子育てが初めてだったというのもあるし、とにかく泣くは動くはと大変な子で私ひとりで長男ひとりを連れていくのでさえ大変という印象があり、予防接種の時なんかは休みが合えば、夫と二人で連れて行っていました。それに比べて、双子は女の子だからか比較的大人しく、長男の激しさを経験している身としては、このぐらいなら一人で行けるんじゃないかと思っていました。

二人で行く時は、一人ずつ抱っこで行くのでかばんひとつで行けるのですが、今回は双子用のベビーカーも車に積んでいきました。病院の駐車場では少し広めのところを選んで駐めましたが、なんせ地下でいつも混んでいるため、双子ベビーカーを広げるとギリギリ通れるぐらいでした。一人ずつ車から降ろしてベビーカーに寝かせます。暑い時期だったので、車から降ろしてふたりをベビーカーに乗せるだけでひと仕事という感じでした。

トート型のマザーズバックを持ってベビーカーを押して、病院の玄関を入ります。受付を済ませ、いよいよ小児科です。小児科の受付では、あらかじめ準備してあった診察券等を渡します。今回は注射なので、2人分の体温計と問診票とボールペンを受け取りました。2人分となると、何かと渡されるものも多いです。受け取ったものを持ってベビーカーを押して空いている席に移動します。このあたりから、ひとりが少しグズリ始めました。

ひとりは寝ていたので、起こさないようにそーっと熱を測り、その間もうひとりはできれば片手でトントンします。この時すでに周りの人から〝双子ちゃんだ〜、大変そう〜〟という眼差しを感じていました。

とにかく2人の検温をしなければいけないので、少しぐずったとことでゆっくりあやすヒマもありません。さっと問診票にも記入をし、受付に返してひと段落。とにかく、いかに素早く用事を済ませれるかという感じでした。赤ちゃんが少しグズグズ泣いてしまっても、ひとりだとどうしてもゆっくり構ってあげるのが難しいなと感じました。

そのあとの待合では、できるだけ広く人が少ない奥の席に移動して待っていましたが、最初にぐずっていた子がいよいよ泣き出し、さらにベビーカーで隣に寝ていたもう一人の子も検温の時から少しずつ目を開け始めていました。

いつもなら家を出る前に授乳をしてくるんですが今日は時間が合わず、最後の授乳が家を出る少し前になってしまっていたので、ミルクを用意して飲ませました。この時も、一人にミルクをあげながら、足でベビーカーを揺らすという、あまり他人に見られたくないシーンを小児科の待合でやることになりました。やはり周りからは〝大変そうだなぁ〟という目で見られているように感じました。

同時にふたり抱っこできればいいんですが、修正2ヶ月半でまだ首が座っておらず、まだ横抱っこの時期だったので、二人同時にあやすことが難しく、二人同時にトントンするかベビーカーを揺らすかでした。

小児科なので、子供の泣き声はよく聞こえるし、よその子が泣いていてもそんなに気にならないのですが、自分の子供が泣くと周りに迷惑なんじゃないかと周りの目を気にしてしまいます。

ギャン泣きではないので助かりましたが、二人同時にグズグズしたり泣き出した時には交互に抱っこしたりひとりであやすのに必死でした。このときは、周りの目を気にする余裕もありませんでした。

そうこうしていると、名前が呼ばれまずは体重測定です。体重測定のところには、スタッフの方が二人いて、服を脱がせてから測定台まで連れていくのですが、ここでは「ひとりお手伝いしましょうか?」とスタッフの方に声をかけてもらいました。洋服の着脱を手伝ってもらうだけでもとても助かります。オムツを外して、正確な体重を測ることは家ではないのでこうやって病院でちゃんと測ってもらえると嬉しいです。(本来の目的は注射の量を決めるためですが…)

しっかり体重も測れて、また待合いに移動です。狭い待合いのイスの隙間を幅をきかせた双子用のベビーカーが通るにはやっとでした。しかも、常に「通りますー、すいませーん」という感じでペコペコ頭を下げながら通過します。

ここから診察(注射)まではまた3人の時間でした。ひとり抱っこしながらベビーカーを揺らす状態でひたすら乗り切りました。いつも二人で連れてくるときは、一人づつずっと抱っこしているので、二人ともあまりぐずらず、寝ているか静かにしてくれているのですが、やっぱり起きているとなかなかひとりでじっとはしていられません。

診察室から名前が呼ばれ、ベビーカーに乗せて入室します。

一人づつ順番に診察してもらいました。

ひとりベビーカーから降ろす→抱っこしながら先生に診てもらう→診察台に寝かせる→服を脱がせて再び診察→シナジス注射→ギャン泣きという流れを2回行いました。シナジスの注射はやっぱり見てるととても痛そうでかわいそうでしたが、ウイルスから守るためです、仕方ないですね。最初の子の注射のあとは看護師さんがしばらく抱っこしてくれました。看護師さんの抱っこのおかげで最初の子はだいぶ落ち着いてきていて本当に助かりました。

二人とも診察が終わり再度ベビーカーで診察室を出ます。〝注射のあと二人でギャン泣きだったらどうしよう〟と今日一番心配していたところですが、最初の子が少し落ち着きを取り戻しているすきに、もう一人をしばらく抱っこしていたらなんと寝てくれて救われました。本当は良くないのかもしれませんが注射の前にも少しミルクを飲ませていたのがよかったんだと思います。

残りの待ち時間もひとり抱っこで過ごし、なんとか小児科の受診を乗り切りました。ほとんどどちらかひとりを抱っこしている状態で、移動の時以外二人ともベービーカーに座らせることはありませんでした。

もちろん双子ママでふたりを一人で連れて通院しなければいけない人もいるかもしれませんが、私は今回初めてふたりを連れての注射に行って、思ったより大変だったなというのが感想です。今度からはできれば誰かに付き添ってもらおうと思いました。今回は大惨事にならずに済みましたが、ふたりが同時にギャン泣きした時のことを考えるととても恐ろしいです。でも、逆に一人でもなんとかなるもんだなぁとも思いました。待合い中はなかなか手伝ってもらうことは難しいですが、診察中や測定時には誰かしらの手を借りられるしそんなに困ることはないと思います。

私が一番気になったことは、周囲の目です。ふたりでぐずったり、ひとりであれこれしているとやっぱり「大変そう〜」と周りから見られていることです。これは慣れや自分のメンタル的な問題なので、気にしない!という強い気持ちや見られても平気という強い心を持つことが大事だと思いました。

あとは前もっての準備です。これは当たり前ですが、必要なものをすぐ取り出せるようにとかスムーズに授乳できるようにする、好きなおもちゃを持っていくなどです。あと、病院の時間に合わせてできるだけ寝てくれるようにお昼寝や授乳時間を調節するというのもいいと思います。ひとりであたふたしないためには、念入りに準備をしておくとあとで自分が楽かなと思いました。

赤ちゃんひとり連れての外出でも大変ですが、双子ならではの大変なこともたくさんありました。やはり病院等、待ち時間や時間が決まっているところには大人二人で連れていきたいと思ったと同時に、ちょっとした買い物やお散歩で少しずつ3人での外出を増やし、双子との外出に慣れていきたいと思いました。

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